top of page

木部塗装で蘇るクラシックカーのウッドパネル|ひび割れを修復し美しい光沢を再現

9月28日
読了時間: 4分

■クラシックカーのウッドパネルを修復|深いひび割れを木部塗装で美しく再生


木部塗装で蘇るクラシックカーのウッドパネル|ひび割れを修復し美しい光沢を再現

クラシックカーの内装に使われているウッドパネルは、年月の経過とともに表面の塗膜が劣化したり、ひび割れや色あせが生じたりすることがあります。


特に旧車の場合、現在では同じ部品を入手することが難しく、「交換したくても交換できない」というケースも少なくありません。


今回ご依頼いただいたのも、そんなクラシックカーのウッドパネルです。


全体にひび割れが見られ、特にエアコン吹き出し口周辺には深いひびが入っていました。


1点もののため交換ではなく、既存のウッドパネルを修復。


木部の状態を整えたうえで塗装を施し、最終的には楽器を思わせるような深い光沢のある仕上がりとなりました。




■クラシックカーのウッドパネルに生じたひび割れ

今回ご依頼いただきましたクラシックカーのウッドパネルは、全体にひび割れがあり、エアコンの吹き出し周囲も深くひびが入っていました。




ウッドパネル全体に広がったひび割れ



エアコン吹き出し口周辺には特に深いひび割れがありました。 一見すると表面だけの傷に見えても、ひび割れの状態や既存塗膜の劣化状況によって必要となる処置は異なります。 お客様にどの部分にヒビがあったのか分からない!と言っていただけることを目標に修復に取り組みました。




■交換ではなく、ウッドパネルを修復するという選択


1点ものの部品だからこそ「直して残す」


クラシックカーのウッドパネルは、現在の車両のように簡単に新品部品へ交換できるとは限りません。

生産終了となっている部品や、同じ木目・色・形状のものを入手できないケースもあります。


私たちの仕事は小さなものから大きなものまでさまざまな塗装を行うのですが、基本的な考えは 「新しく作るものを長く生かし、過去に作ったものもさらに生かす」


ことを大切にしております。

長く使い続けてこられたお客様の想い、その大切なお品を託される嬉しさと責任感。


今回も終始心を込めて作業をさせていただきました。





■木部塗装によるウッドパネルの修復の流れ


1. 状態確認

まずはウッドパネル全体の状態を確認します。ひび割れや傷の深さ、既存の塗膜の状態などを確認し、素材の状態に合わせて修復方法を検討します。

2. ひび割れ・傷の修復

全体に見られたひび割れや傷を、一つひとつ丁寧に修復します。特にエアコンの吹き出し口周辺には深いひび割れがあったため、状態を確認しながら下地を整えていきます。


3. 表面処理

ひび割れなどの修復後、塗装に適した状態になるよう表面を整えます。既存の塗膜や表面の凹凸などを処理し、次の塗装工程へ進めるための下地をつくります。


4. 木部塗装

木部の状態や仕上がりを確認しながら塗装を施します。木目の美しさを生かしつつ、全体の色合いや質感を整えていきます。


5. クリア塗装

仕上げの質感を決めるクリア塗装を行います。木部を保護するとともに、深みのある光沢を与え、ウッドパネルならではの美しい質感を引き出します。


6. 研磨・仕上げ

塗装後の表面を丁寧に研磨し、光沢や質感を整えます。細かな凹凸やムラを調整し、最終的に楽器のような深みのある美しい仕上がりへと仕上げます。




■【施工後】楽器のような深い光沢に


楽器のような深い輝きのウッドパーツ

深いひび割れは目立たなくなり、木目を生かした美しい光沢のある仕上がりとなりました。


光の反射によって表情が変わる、まるで楽器のような質感です。 私たちが見ても、元々のひび割れ部分が分からないくらいの出来栄えになりました。


ちなみにこちらが塗装前の様子になります。


木部塗装前




■木部塗装・ウッドパネルの修復をご検討の方へ


木部のひび割れ、塗膜の劣化、色あせなどでお困りの場合、状態によっては交換ではなく修復できる可能性があります。


「交換する部品が見つからない」


「思い入れのある部品を残したい」


「古くなった木部をもう一度きれいにしたい」


など、木部塗装・ウッドパネルの修復をご検討の際は、お気軽にご相談ください。




 
 
bottom of page